鳩山由紀夫首相は18日午前、首相官邸で 北海道の高橋はるみ知事や北方領土の元島民から 北方領土の早期返還の要請を受け 「北方四島のどこかでロシアのメドベージェフ大統領と会談ができれば、 それも一つの考え方だ」と、独自の打開策を披露した。 首相は「新政権になったのでできる限り 最終的な決着を見いだしていきたい」と領土問題の早期解決に意欲を表明。 その上で「日本は2島では駄目だという立場だ」と、歯舞、色丹の返還だけでは不十分との姿勢を強調した。 12月にコペンハーゲンで開く国連気候変動枠組み条約の第15回締約国会議 (COP15)で、メドベージェフ大統領と会談する意向も示した。
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