男性が猫との結婚に踏み切る ドイツに住む39歳の男性が、10年連れ添っている飼い猫と結婚式を挙げ、話題になっている。 この猫は実年齢15歳。人間の年齢で70歳以上の老齢の上、喘息を患っておりこの先長くは 生きられない。そして、男性は猫が亡くなる前に結婚を踏み切った。 ドイツで宅配ドライバーとして働くウーヴェ・ミッシェルリッヒさん(39歳)は、5月1日(現地時間)、 飼い猫のセシリアとの結婚式を挙げた。セシリアは、彼が10年前にバルト海のリゾート地で 拾ったメス猫だ。彼はセシリアと出会い、恋に落ちたと話している。 「猫と結婚するなんて異常に聞こえるかも知れません。でも、僕らは出会って以来、ずっと 一緒に寝ています。いつも寄り添い合っています。僕らのように仲のいいカップルはあまり 居ないんじゃないかな」とお互いの関係について語った。 ドイツでは人間と動物の結婚は法的に認めていない。そのため形式的な結婚披露パーティ が行われた。式にはウーヴェさんの双子の兄弟エリックさんが立会人として出席し、ドイツの 有名女優クリスティン・マリアさんが司会として参加した。黒いタキシードにシルクハット姿の ウーヴェさんと、白いドレスをまとったセシリア。誓いの言葉では、永久の愛を誓いますか という問い掛けに、セシリアは「ニャー」と返事をした。 「この先そう長くは生きられない」と獣医の診断を受けているセシリア。結婚に踏み切った ウーヴェさんの思いは、どれだけ届いているのだろうか。 ソース:ロケットニュース 2010年5月6日 動画
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