振り込め詐欺被害をなくそうと、徳島北署は5日、管内の松茂町に本社がある菓子製造会社「ハレルヤ」(市岡通裕社長) の協力を得て、同社の名物「金長まんじゅう」と「振り込まん・じゅう」と書いたチラシを配るキャンペーンを行った。 同社から計200個のまんじゅうの提供を受け、同署員や同社員、地域住民ら約30人が参加。 徳島市川内町の阿波銀行川内支店前では、利用客らに「振り込まんじゅうを食べて、 詐欺の電話やメールにキンチョウしないで警察に連絡を」などと呼びかけながら、チラシとまんじゅうを手渡した。 受け取った近くの介護職員の佐藤亜紀さん(37)は「介護の仕事をしているので、おじいちゃんおばあちゃんに 気をつけようねと呼びかけたい」と話していた。 県内の振り込め詐欺の被害件数は9月末現在、昨年同期比24件減の53件。同署管内でも同2件減の4件と減っている。 同署の田村和之生活安全課長は「誰もが被害に遭わないよう、振り込め詐欺ゼロを目指して今後も啓発活動をしていきたい。 不審なメールや電話があったら、警察に相談を」と話した。 ▽ソース:読売新聞(2009年11月06日) ▽画像: まんじゅうとチラシを配る住民ら(阿波銀行川内支店前で)
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