G大阪は29日、金森喜久男社長(61)らが出席して吹田市内のホテルで2010年の 新体制会見を行った。会見はもっぱら史上初のACL&リーグ戦の同一年制覇を 目標に掲げた西野朗監督(54)の独壇場。 自身のJ1最長記録を更新する9年目シーズンの年頭に、巧みなトークで会場に 集まったサポーター約200人のハートをわしづかみにした。 端正なマスクに、トークのさえが加われば鬼に金棒だ。 抱負を聞かれた指揮官は、オフを過ごした自宅がライバル浦和の本拠地・さいたま市内に あることを明かした。周囲がレッズ一色の雰囲気に「(天皇杯)優勝した喜びでいいオフに なるはずだった。だけど結構きつい」と苦悩を明かし、観客を沸かせた。 副主将に決まったFWルーカスについて「彼は半分日本人だから言葉の壁はない」と 太鼓判を押す一方、新加入組には激辛エールも。 天皇杯のG大阪戦で6失点を喫したGK河田には「J相手に6失点。いい経験している」 と期待を込めた言葉を贈った。 ビザ発給遅れのため、FWゼ・カルロスはきょう30日に合流予定。大補強に成功した 例年より地味な顔ぶれでも、指揮官のリップサービスに会場は大盛り上がりだった。 ソースは ガンバ大坂新体制の記者会見で整列する(左から)ドド、内田、西野監督、河田
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